泣ける場所が無い

恋人との別れが一番辛い。10代の頃から、失恋した時のダメージたるや酷かった。とにかく未練がましいのだ。

大食いの私がまったく何も口に出来なくなり、日々泣いて過ごす。こんな日々が数ヶ月続くタイプなのだ。

結婚して、そんな想いは二度とすることは無いはずだった。落ち着いて安定した毎日が送れるはずだった。

しかし、それをブチ壊したのは自分自身。不倫ならぬ恋は辛い。なぜなら泣ける場所が無いからだ。

家では何も無かったように、振舞わなければならない。幸い私には悪い友人が沢山いる。そんな友人たちに話を聞いてもらい、慰めてもらい、励ましてもらい、なんとか自分を律する。

しばらくは、こんな日々が続くのであろうと覚悟していた。しかし号泣したのは最初だけ。その日の夜には、カップ焼きそばの大盛りを食べながら、コーラを飲んでいた。

翌日、私のメンタルは平常運転だった。そんな自分に、私が一番驚いた。強くなったらしい。